【岡山の企業向け】採用サイトがなぜ必要?コーポレートサイトと何が違う?

【岡山の企業向け】採用サイトがなぜ必要?コーポレートサイトと何が違う?

こんにちは、採用マーケ担当Mです。

いま岡山の企業では「求人を出しても応募がこない」「人が続かない」という悩みが本当に増えています。

そんな中でじわじわと差がついているのが “採用サイト”。

実はこれ、応募数にも応募の質にも大きく影響するんです。

マーケ担当Mさん

マーケ担当
Mさん

この記事は以下のような人におすすめ

  • 岡山で求人を出してもなかなか応募が来ない企業
  • コーポレートサイトはあるけど、採用サイトを作るべきか迷っている方
  • 求職者に「ここなら働きたい」と思ってもらいたい企業

今回は、採用サイトが持つ力と必要性を力説したいと思います!

それでは皆様、よろしくお願いします。

岡山は全国でも人手不足が進んでいる地域で、特に運送・製造・サービスなど多くの業界で「人手が足りない!」という声が続いています。

その一方、求職者は応募する前にほぼ必ず企業のホームページを見ています。

「どんな会社かな?」
「どんな人が働いてるんだろう?」

このあたりを安心材料としてチェックするんですね。

つまり、採用サイトは応募前の“最後の判断材料”になっているわけです。

多くの企業がまだ採用サイトを持っていない

岡山県内でも、ここ数年で「採用サイト」を持つ中小企業が少しずつ増えてきました。

とはいえ、実際のところは——まだまだ作っていない企業のほうが圧倒的に多いんですよね。

実際に弊社でもハローワークの求人を調査しました。
2025年11月時点で、岡山エリアの企業1,000社を最新順にチェックしたところ、自社の採用サイトを持っていた企業はわずか4% でした。

つまり、ほとんどの岡山企業はまだ採用サイトを整備できていないということです。

だからこそ、今のうちに採用サイトを作っておけば、他社より一歩先に「選ばれる企業」に近づけます。

岡山は人口減少がどんどん進んでいて、5年後・10年後には今よりもっと「人材の取り合い」が激しくなるのは確実です。

岡山県「人口ビジョン(令和7年3月改訂版)」によれば、現在の動きが続く場合の2040年の推計人口は 約1,620,000人(162万人) とされています。
2040年にはピーク時(2005年)から30万人もの人口減少予想となっております。

https://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/387012.pdf

だからこそ、今のうちから採用の土台づくりをしておくかどうかで、未来の採用力に大きな差がつきます。

採用サイトは “すぐに結果が出る魔法のツール” ではありませんが、作っておくことで確実に採用のチャンスが増え、人材確保の戦略がグッとやりやすくなります。

コーポレートサイトだけでは届かない理由

コーポレートサイトはどうしても「お客様向け」の情報が中心になります。

求職者が知りたい「働くイメージ」「リアルな仕事内容」は、そこには載せづらいんです。

求職者が知りたい情報は思ったより多い

仕事内容、職場の雰囲気、1日の流れ、実際のスタッフの声…。

こういった情報は、コーポレートサイトではどうしても載せるスペースが少なくなりがちです。

せっかく情報公開をするなら、きちんと整理された採用サイトを持つことをおすすめします。

岡山の求人広告はどの企業も条件が似ていて、求職者からするとほとんど横並びに見えます。

まずは条件で比較し、そこから複数企業を天秤にかける。

そのときに「この会社はしっかり情報を出してるな」と思われる企業が選ばれるんです。

「規模が小さいから応募が来ない」という従来の仮定を見直し、「採用の手法・情報発信のあり方 (採用ブランド力など)」が影響している可能性があるという報告書もあります。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshrm/18/1/18_4/_pdf/-char/ja

採用と企業PRは使う“言葉”が違う

営業用の言葉と、求職者に伝えるべき言葉は同じではありません。

これから働きたい方に対して、できるだけ親しみやすく、わかりやすい表現を使いたいと思いませんか?

営業用の言葉では、求職者も堅い会社という印象を持つはずです。

採用サイトがあれば、コーポレートサイト内の雰囲気を壊すことなく、働く人に向けた発信が自然にできるんです。

求職者は「岡山営業所の情報」を知りたがっている

本社が県外にある企業さんの場合、コーポレートサイトには本社の情報ばかりが掲載されがちです。

しかし、岡山で仕事を探している求職者が知りたいのは “自分が実際に働く岡山営業所の情報” です。

「本社は大きくて立派だけど、岡山の営業所ってどんな雰囲気なんだろう?」 「どんな人たちと働くことになるの?」

このような不安は、求職者の応募を迷わせる原因になります。

だからこそ、岡山営業所の写真・スタッフ紹介・仕事内容・働く環境などをしっかり載せた採用ページがあると、安心感が一気に高まります。

勤務地の職場環境をしっかり伝えましょう!

Googleしごと検索で不利になりがち

意外と見落とされがちですが、いま採用サイトを作るうえで大事なのが「Googleしごと検索(Google for Jobs)」への対応です。

Googleしごと検索では、求人ページが「構造化データ(JobPosting)」という特別な形式で作られている必要があります。

Googleしごと検索で不利になりがち

まず確認してほしいのは、『現在の自社サイトが Googleしごと検索に対応できる仕様かどうか。』

CMS(管理システム)によっては、そもそも構造化データを入れられなかったり、設定項目が不足している場合があります。

実際に管理会社に問い合わせてみると、「構造化データには対応していない」「複数求人の自動連携は難しい」 と回答されることも少なくありません。

そのため、採用サイトを作る際は “Googleしごと検索に確実に対応すること”が、応募数を伸ばすためのひとつの手法となってきています。

Googleは、ほとんどの人が利用するサービスです。そこで表示される枠を活用しない手はありません。

採用サイトを作るなら、岡山の現場を理解したパートナーと。

「採用サイトを作りたいけど、何を載せるべき?」「どこから着手すればいい?」

そんな企業さま、岡山の採用に特化した内田プランニングにお任せください。

私たちの得意分野を3つ紹介します。

  • 岡山ローカル特化で“現場に合った構成案”を提案できる
  • Indeed・求人ボックスと連動した採用導線を設計できる
  • Googleしごと検索・SEO・SNS運用まで一気通貫で支援

「応募数を増やしたい」「採用の土台をつくりたい」という企業さまは、まずはお気軽にご相談ください。 貴社に最適な採用サイトの構成をご提案します。

\無料相談はこちら/

求職者は「ここで働く自分」を想像できると、一気に応募しやすくなります。

会社の雰囲気がわかる写真やスタッフ紹介

岡山の中小企業は、家族経営や地域密着の企業の場合が多くあります。

小さな会社であれば、なおさら「どんな人が働いているか」が特に重視されます。

社員の写真やインタビューがあるだけで、安心感がまったく違います。

フリー素材ではなく、実際のスタッフの顔が見えると応募率が大きく改善します。

仕事の流れ・仕事内容をイメージできるか

求職者が応募を決めるうえで一番気にするのが、「自分にできる仕事かどうか」「働いている姿を想像できるか」です。

求職者は慎重で、疑り深く、仕事内容が曖昧だと応募をためらうものです。

そのため採用サイトには、以下のような“リアルな情報”があると、応募につながりやすくなります。

  1. 1日のスケジュール(始業〜終業までの流れ)
  2. 実際の作業の写真・動画
  3. 未経験者がつまずきやすいポイント
  4. 入社してから最初の1週間・1ヶ月で何をするか
  5. 教育担当(トレーナー)が誰か
  6. チームで動くのか、個人で動くのか

特におすすめなのが「入社してからのサポート」に関する記載です。

「だれが」「どのくらいの期間」「どうやって」サポートしてくれるのか。

といった情報は大きな安心材料になります。

このあたりの情報までしっかり記載している企業は、まだまだ少ないので、ぜひ掲載して差別化を図ってください。

また、仕事内容が具体的に書かれていると、 「思っていた仕事と違った…」というミスマッチが減り、定着率の改善にもつながります。

入社してから、慣れるまでが不安材料です。可能な限り不安材料の解消に努めましょう。

通勤が現実的かどうか(車通勤・駐車場の有無)

岡山にお住まいの方なら、実感が湧くと思いますが、ほとんどの人が車通勤を前提にしています。

そのため、駐車場の有無・渋滞状況・出勤ルート など、都会ではあまり重視されない情報を掲載しても良いかもしれません。

例えば、国道2号線は、朝夕の渋滞にハマると通勤時間が一気に伸びてしまいますよね。

国道2号線

「同じ道でも、出発時間が数分違うだけで道路状況がまったく変わる」というのは、岡山ではよくある話です。

求職者にとっては、『勤務時間+移動時間』で一日の使い方が大きく変わるため、出勤ルートや駐車場の有無などを記載しておくと親切です。

また、車通勤に対応した交通費の計算方法なども記載しておくと、不安材料の解消になります。

通勤時間・交通費に関する記載を丁寧に提示している企業はまだまだ少ないです。
岡山の住んでいれば、道路状況がどれだけ重要か分かると思いますので、ぜひとも掲載してみてはいかがでしょうか?

採用サイトは単なる情報ページではなく、採用力を底上げするための「営業ツール」です。

企業にとってのメリットを整理します。

応募の質が上がり、定着率も向上する

働く環境や仕事内容がしっかり伝わる採用サイトがあると、「この会社で働きたい」という意欲のある人からの応募が増えます。

仕事内容を正しく理解したうえで応募してくれるので、入社後のミスマッチが少なくなり、定着率も上がりやすくなります。

感覚的な印象となりますが、弊社の支援先でも求人サイト経由と採用サイト経由では応募者の印象がまったく違うという印象を持っています。

求人サイト経由の応募は、どうしても“気軽な応募”が混ざりやすいのですが、採用サイト経由の応募者は自己PR欄を丁寧に書き込んでくる方が明らかに多いんです。

文章の内容からも、「この会社で働きたい」「ここなら長く続けられそう」という前向きな意思が伝わってくるケースが多く、企業側としても安心して選考に進めます。

つまり、採用サイトはただ応募数を増やすだけでなく、“意欲の高い人材” を集めるための入口として大きな役割を果たします。

求人サイト経由の応募は、他社と比較検討段階の応募者が多いと予想されます。

求人媒体だけに依存しない応募ルートをつくれる

求人媒体(Indeed や 求人ボックス など)はもちろん必要です。

ただ、それだけに頼ってしまうと「掲載をやめたら応募が止まる」という問題がどうしても起きてしまいます。

そこで力を発揮するのが、自社の採用サイトです。

採用サイトがあれば、Googleしごと検索と連携して“広告なしで応募が入るルート”をつくることができます。

さらに、自社サイトだからこそできる“自由な導線づくり”があります。

たとえば倉敷市の運送会社さんの事例ですが、

  • トラックに『ドライバー募集』とQRコードを貼って採用サイトに誘導
  • 営業所の看板、名刺、封筒、ポスティングにもQRコードを設置
  • ハローワークも採用サイトへ誘導

など、求人媒体ではできない柔軟な発信が可能となります。

こうした仕組みをつくっておくと、「今すぐ転職したい層」だけでなく、「ちょっと興味がある層」からのアクセスも増え、自然と応募につながっていきます。

結果として、求人媒体に依存せず、複数のルートから応募が入る状態がつくれます。

採用以外のイメージアップも

求職者だけでなく取引先や顧客が閲覧することも多く、採用サイトのクオリティは企業イメージに直結します。

特に地方の中小企業では信頼獲得の材料のひとつになります。

弊社の支援先で岡山市内の運送会社さんでは、採用サイトを整備し、積極採用を行っている活動を荷主にもアピールし、運賃交渉や増便交渉などにも役立ているようです。

採用サイトは「単なる会社説明ページ」ではなく、応募数・応募の質・企業ブランディングに直結する重要な資産です。

“資産”とは、運用すれば価値が上がっていくもの”と私たちは考えています。

求人媒体だけでは差がつきにくい今、公式の採用サイトを整備することは、企業が選ばれるための大きな武器になります。

しっかり作り込み、継続的に改善することで、長期的な採用力の向上が期待できますよ。

採用サイトは、作り方しだいで“応募数も応募の質も変わる”強力な資産です。

そして岡山の採用市場で成果を出すためには、地域事情と現場を理解した設計 が欠かせません。

内田プランニングなら

  • 岡山ローカル特化の現場目線で構成を設計
  • Indeed・求人ボックスなどへの求人原稿最適化
  • Googleしごと検索+SEO+SNS運用まで一気通貫支援

こうした“採用に強い設計”をまとめてサポートできます。

採用活動を「勘」や「感覚」ではなく、仕組みで強くしたい企業さま は、まずはお気軽にお問い合わせください。