岡山ではじめてホームページを依頼する人向けに準備しておくこと

みなさんこんにちは、デザイン担当Aです!
岡山で初めてホームページ制作を依頼しようと考えている方に向けて、準備しておくとスムーズに進められるポイントをまとめました。
制作会社との打ち合わせを無駄なく進めるためにも、事前の整理が大切です。

デザイン担当
Aさん
この記事は以下のような人におすすめ
- 岡山で初めてホームページを作ろうとしている個人事業主や中小企業の方
- どんな準備が必要かわからず不安な方
- 制作会社に依頼する前に整理しておきたい方
- どうやって制作会社を選べば良いかわからないかた
話がスムーズに進むだけでなく、制作会社を選ぶ際に何を基準にすれば良いか明確にすることもできます。
完成したホームページにも良い影響が出ること間違いなしです!
では、よろしくお願いします!
目次
ホームページの目的を整理する

まず最初に考えるべきは「なぜホームページを作るのか」という目的です。
採用、集客、会社紹介など目的によって構成は大きく変わります。
採用のためのホームページ
岡山の物流会社で多いのが「採用特化型」のホームページです。
ドライバー不足が深刻な中で、求人票だけでは伝わらない社風や福利厚生を写真や社員インタビューで見せることで応募数の増加を狙っています。
狙いとしては、社内の様子を“見える化”して、「応募してみよう」と思ってもらうことです。
集客のためのホームページ
飲食店や美容室では「予約数を増やす」ことを目的としたホームページが多いです。
飲食店であれば「食べログ」、美容室であれば「ホットペッパービューティー」などのポータルサイトをきっかけにお店を知る人が多くいます。
しかし、実際に来店を検討する段階では「公式ホームページ」を訪れるケースが少なくありません。
メニューの詳細、料金体系、スタッフ紹介、最新のキャンペーン情報、さらには「お店の雰囲気を伝える写真」などは公式サイトの方が充実しているため、来店の最後の決め手になります。
もちろん、Google検索で「倉敷 居酒屋」「岡山 メンズカット」で上位表示させ、予約フォームやLINE連携で来店に直結できればなお良いです。
つまり、ポータルサイトは“入口”であり、公式サイトは“最終判断の場”。
この役割を意識してホームページを作ることで、集客の成果が大きく変わります。
会社紹介のためのホームページ
建設会社や食品メーカーでは、取引先や採用希望者に「会社の信頼性を見せる」ために制作するケースが多いです。
古いサイトを刷新し、清潔感のあるデザインに変えたことで新規取引につながった事例もあります。
または、創業まもない企業にとってはホームページは名刺代わりになります。
ホームページを持っているだけ、信頼感が上がることは間違いありません。

ホームページのゴール設定によってデザインも大きく変わります!
事前にしっかりと頭に入れておきましょう。
予算を決めておく

制作会社に依頼するときは、希望の予算を事前に決めて伝えておくことが重要です。
例えば「50万円以内で会社紹介メインのサイト」「月額運用込みで10万円以内で求人特化」など、ある程度の枠を伝えると提案がスムーズになります。
低予算の場合、自作という選択肢もあります。
WixやWordPressを使えばコストは抑えられますが、Wixは無料プランでは制限が多く、有料化が必要です。
WordPressもテーマ選びやセキュリティ対策に時間がかかるため、結局は外注した方が効率的なケースもあります。

制作会社から見たコストは“人件費”です。
ページが多かったり、特別なデザインが必要だったり、取材回数に応じて費用が変動すると思っておいてください。
掲載したい内容を決めておく

ホームページにどんな情報を載せたいかを事前に整理しておくことで、必要なページ数や制作ボリュームが明確になり、見積もりがスムーズに進みます。
例えば「会社概要+サービス紹介+採用情報+お問い合わせ」なのか、「事業紹介を複数ページに分けたい」のかで、制作工数は大きく変わります。
制作会社としても工程を見積もりやすくなるため、後から「やっぱりこのページも欲しい」と追加請求が発生するようなトラブルを防ぐことができます。
ホームページに搭載したい機能を考えておく

「ただ紹介するだけ」のホームページにするのか、「機能を搭載する」のかによって費用は大きく変わります。
事前に必要な機能をリスト化しておくと良いでしょう。
自身の商圏を明確にする

ホームページの目的と同じくらい大切なのが「商圏の設定」です。
ターゲットとする地域や範囲を明確にすると、公開後のSEOや集客戦略が具体化しやすくなります。
採用であれば通勤圏内
例えば岡山市の食品工場なら「岡山市内・倉敷市から通える距離」を想定し、求人ページのSEOでも「津山 工場勤務」「倉敷 パート」などを重視します。
物販であれば全国
岡山発の雑貨メーカーがECを始める場合、商圏は全国です。
この場合は「岡山」よりも「商品カテゴリ+通販」で上位表示を狙い、決済や配送体制の情報が重要になります。
販売チャネルとしては「アマゾン」「楽天」など大手モールを利用する方法もあれば、「BASE」「Shopify」などの決済機能付きサービスを使って自社サイトから直接販売する方法もあります。
モール出店は集客力がある一方で手数料がかかる、自社ECはブランディングしやすいが集客が課題、といった違いがあるため、戦略に応じて選択することが大切です。
サービスであれば地元の地名
外構工事や美容室など地域密着型サービスでは「岡山 外構工事」「総社 美容室」のように地名キーワードが必須です。
岡山を例にすれば、県北エリア中心の商圏であれば「津山」「真庭」「美作」といった地域名がターゲットとなります。
制作会社に最初から伝えておくことで、設計段階から地元集客に強いサイトを作れます。
地名をSEOに盛り込んでページを設計してくれるため、検索流入を最大化しやすくなります。

SEOキーワードは、ホームページ公開後の成果に直結します。
必ず選定をお願いします。
必要な情報や素材を準備する

制作会社に依頼する際には、会社概要・サービス内容・商品写真・スタッフ写真などの素材を準備しておくと、制作がスムーズに進みます。
さらに「他社サイトで参考にしたいデザイン」を見つけておくと、完成後に「思っていたイメージと違う」となる心配を防げます。

参考対象のサイトを見つけていただくと、非常に助かります!
デザインイメージが湧きやすいので、後の調整もやりやすいです!
掲載する文章について
最低限、箇条書きで内容を整理しておけばOKです。
ただし、文章を自分で考えるのか、制作会社がライティングをしてくれるのかは確認しておきましょう。
ライティングを任せると費用が増えるケースがあるため注意が必要です。
会社やサービスの基本情報
住所、電話番号、営業時間、事業内容などは必須です。
パンフレットや会社案内資料があれば一緒に渡すことで、制作会社に自社のイメージが伝わりやすくなります。
制作会社選びのポイント

岡山で制作会社を探す場合、地元に根ざした企業を選ぶと補助金や地域性に詳しいケースが多いです。
例えば、トラック協会の助成金に対応した事例を持つ制作会社なら、予算を有効に使える可能性があります。
サポート体制
制作後の更新や修正に対応してくれるかは重要です。
「更新を月額で依頼できるのか」「LINEやメールで質問できるのか」を確認しておきましょう。
さらに、公開後のホームページ運用を支える「分析・SEO・戦略サポート」があるかどうかも大きなチェックポイントです。
例えば「アクセス解析ツールを導入してくれる」「SEO記事の提案をしてくれる」「SNSや広告と連動した戦略を一緒に考えてくれる」など、単なる制作会社ではなく、伴走型のパートナーになってくれる会社を選ぶと効果的です。
また、セキュリティ面も重要です。
多くのウェブサイトが攻撃の対象となる時代です。
しっかりしたセキュリティを行っているかを必ず確認しましょう。
料金体系
初期費用だけでなく、月額管理費や運用費がどの程度かかるのかを明確にしておくことが大切です。
月額管理費でどこまでサポートしてくれるかも重要なポイントです。
また、運用費については、公開後の広告展開やSEO施策など、ある程度費用が必要と考えておいたほうが良いでしょう。
見積もり・費用感を理解する
ホームページ制作は内容によって数十万円単位で変わります。
岡山県内の多くの制作会社では「見積もりや相談は無料」で行ってくれるので、複数社に依頼して比較するのも一つの手です。
参考サイト
https://liskul.com/home-page-market-price-26706#i-4
【相場早見表つき】ホームページ制作の相場と損しない3つのポイント徹底解説
まとめ
岡山で初めてホームページを依頼する際は、目的の明確化・予算設定・掲載内容の整理・必要機能の検討・商圏の明確化・素材準備・会社選び・見積もり比較がポイントです。
事前に準備をしておくことで、制作がスムーズに進み、成果につながるホームページを実現できます。


