【保存版】WEBマーケティングでよく分からない横文字用語をやさしく解説

こんにちは!マーケティング担当のMです!
WEBマーケティングの世界には、横文字だらけの専門用語があふれています。
「LP?」「CPC?」「ペルソナ?」など、なんとなく聞いたことはあるけれど、正確な意味はよくわからない…という方も多いのではないでしょうか。
「わかりやすい日本語にしてくれないかな」って、実は私も思っております…。

マーケ担当
Mさん
この記事は以下のような人におすすめ
- 中小企業の経営者・マーケティング担当者
- マーケティング初心者・新人スタッフ
- 岡山でWeb活用を進めたい人
今回は、マーケティング初心者や中小企業の担当者でも理解しやすいように、よく使われる横文字マーケ用語をやさしく解説します。
「この言葉なんだっけ?」と思ったら、何度もおさらいできる保存版の内容です!
私自身も再確認で新たな理解が深まりましたよ!
それでは、どうぞ!
目次
広告運用でよく聞く横文字
インプレッション
インプレッション(Impression)とは、広告や投稿がユーザーの画面に表示された回数 を表す言葉。
クリックされなくても、ただ画面に出ただけで「1インプレッション」と数えられます。
使用例

先輩!私の投稿、インプレッション1万回でした!

おお、すごいじゃないか。で、クリックは?

えっと……ゼロ。…ですね。

それ、“ただの風景”だったな…。
CPC(クリック単価)
広告が1回クリックされるごとにかかる料金。「Cost Per Click」の略。
Google広告、Yahoo!広告(リスティング広告)、Instagram広告といった主要プラットフォームが採用する課金システムです。
つまり、1人が広告をクリックして自分のサイトに来てもらうのに、いくらかかっているのかを測る指標となります。
使用例

先輩、CPCってなんですか?

1クリックするたびにお金がかかる仕組みだな。

え!?出稿した広告、確認のため100回くらいクリックしちゃいました!

CPC500円の広告だから50,000円分も無駄に…。
CPA(成果獲得単価)
「Cost Per Acquisition(または Action)」の略。
広告を出して 1件の成果(購入・問い合わせ・資料請求・応募など) を獲得するのにかかった費用を表します。
つまり「1人のお客さんを獲得するのに、2,000円かかった」という意味になります。
使用例

今回のCPAは3,500円でした。

うちの商品利益は2,000円だから…完全に赤字じゃないですか!

はい。改善しないと“売れば売るほど損する広告”になります。
CTR(クリック率)
「Click Through Rate」の略で、広告や検索結果が表示された回数(インプレッション数)のうち、どのくらいクリックされたか を示す割合。
広告を出して 1件の成果(購入・問い合わせ・資料請求・応募など) を獲得するのにかかった費用を表します。
つまり「100人中3人が広告をクリックしてくれた」ということ。
CTRが高いほど「広告文やタイトルが刺さっている」ことを意味します。興味を持ってもらえたかどうかの指標となります。
反対にCTRが低い場合は見られても無視されていると考えられるため、タイトルや画像の改善が必要です。
使用例

先輩…。俺がつくった広告CTRが3%しかなくてどうしたら良いでしょう?

気にするなよ!俺が作った広告なんて1%しかないよ!

あ…、は、はい。
SEOやコンテンツマーケティングの専門用語
SEO
SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで自社のホームページやコンテンツを上位に表示させるための取り組みのこと。
目的は「検索しているユーザーに見つけてもらうこと」そして「アクセスを増やし、問い合わせや購入につなげること」となります。
使用例

最近うちのサイト、アクセス少ないなぁ。どうしたらいい?

SEO対策しましょう!

よし!まずはキーワード選定からスタートだ!
MEO

MEO(Map Engine Optimization:マップエンジン最適化) とは、Googleマップや「Googleビジネスプロフィール」にお店や会社を上位表示させるための施策のことです。
ユーザーが「岡山 ラーメン」や「倉敷 ホームページ制作」と検索すると、検索結果の上のほうに地図と一緒に「地域の店舗一覧」が表示されます。そこに載って、さらに上位に出すための工夫がMEOです。
使用例

地元のお客様に知ってもらって、もっと集客したんだよな。

それならMEO対策しましょう!

MEO?…え、メガ大盛オムライス?

違います!Googleマップで上に出す方法です!
インデックス
検索エンジン(GoogleやYahoo!など)が ウェブページの情報をデータベースに登録すること を指します。
図書館に例えると、「本が棚に並んで検索可能になる状態」です。
つまり、インデックスされなければ、どんなにいい記事を書いても検索結果には出てきません。
使用例

アクセス数が伸びない原因って何だろう?

インデックスされてないページが多いからかもしれないね。
こうした会話で「インデックス=検索エンジンに登録されているかどうか」という意味で自然に使われます。
オーガニック流入
「オーガニック流入」とは、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)で広告を経由せずに、自然な検索結果から訪問してくるアクセス のことを指します。
検索エンジンの上位に登録され、自然検索結果からのアクセスが増えれば、広告費を使わなくても集客できるようになります。
ただし、上位表示されるまでには時間がかかるため、時間的なコストが発生します。
SEO対策を外注した場合はその分のコストがかかってきます。
使用例

最近オーガニック流入が増えてきたよ!

へぇ、健康志向なんだね!

いや、検索の“自然流入”ってこと!
リスティング広告
リスティング広告とは、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)の検索結果に表示される有料広告 のことです。
ユーザーが入力したキーワードに応じて広告が表示されるため、「検索連動型広告」とも呼ばれます。
使用例

「今月の問い合わせ、どうやって獲得した?

リスティング広告からが一番多かったです。『岡山 解体工事 見積り』のキーワードでのクリックが多く、そこから問い合わせに直結しました。

やっぱり検索意図がはっきりしてる人はコンバージョンしやすいな。
ロングテールキーワード
ロングテールキーワード とは、検索ボリュームは少ないけれど、複数の単語を組み合わせた具体的な検索キーワードのことです。
1つ1つの検索数は少ないが、積み重ねると大きなアクセスになります。
競合が少ないため、岡山の中小企業でも狙いやすいキーワードとなります。
また、検索意図が明確なので、問い合わせや購入につながりやすく、成約率が高いのも特徴です。
ロングテールキーワードを狙ったSEO対策では、ニーズが細かいため、網羅的にカバーする時間と労力がかかるのがデメリットといえます。
使用例

ロングテールキーワードで記事を書き、SEO対策しましょう!

え?長いしっぽ?なんで動物の話?恐竜?

いえ、検索の話です!恐竜じゃありません!」
ペルソナ
ペルソナとは、自社の商品やサービスを利用する典型的な顧客像を、具体的な人物像として描いたもの です。
単なる「20代女性」などの属性だけではなく、名前・年齢・職業・ライフスタイル・価値観・行動パターンまで細かく設定します。
目的は「ターゲットをよりリアルにイメージし、効果的なマーケティング施策を立てること」です。
このように人物像をリアルにすることで、広告文や提案資料を「誰に向けて書けばよいか」が明確になります。
「ペルソナ」と「ターゲット層」はよく混同されがちですが、微妙な違いがあります。
広い枠組みで「このあたりの層に売りたい」というイメージです。
「実際にいそうな一人のキャラクター」を作ることで、マーケティング施策をより具体的に考えられる。
使用例

次のキャンペーン、どんな顧客層を狙う?

「ターゲット層は30代後半のファミリー層ですが、ペルソナとしては『岡山市在住、40歳の男性、子ども2人、築20年の持ち家に住んでいる会社員』を想定しています。

「なるほど、その人に刺さるメッセージを中心に組み立てよう。
SNSマーケティングで使う言葉
エンゲージメント
マーケティングにおける エンゲージメント とは、ユーザーや顧客がブランド・サービス・コンテンツに対して示す「関わりの深さ」や「愛着度合い」を指します。
単なる「いいね」や「フォロー数」だけでなく、どれだけ積極的に関わってくれているか を測る考え方です。

SNSや検索エンジンは「エンゲージメントが高いコンテンツ」を評価して表示を増やす傾向があります。
単なる一度きりの顧客ではなく、継続的に関わる「ファン」になってくれる可能性を表す指標ともなります。
エンゲージメントが高いユーザーほど、購入・応募・紹介といった行動を起こしやすいため、非常に重要な要素となります。
使用例

この投稿、エンゲージメント高いですね!

えっ?誰か結婚したの?

それ“エンゲージ”違いです!
USP(Unique Selling Proposition)
USPとは、「他社にはない、自社ならではの強みや売り」 を指す言葉です。
直訳すると「独自の販売提案」。マーケティングにおいて「なぜあなたの商品・サービスを選ぶべきなのか」を一言で伝える要素です。
価格競争に陥りがちな競合と似たサービスでも、USPがあると理由を持って選んでもらえます。
「親切・丁寧な対応」「高品質なサービス」などといった「誰にでも当てはまる強み」ではUSPとして弱いといえます。
使用例

USPを考えてウチだけの強みを出していきましょう!

じゃあ“親切・丁寧”だな!

…それって、全社共通です。
リーチ
リーチ とは、広告や投稿、コンテンツが 「何人のユーザーに届いたか」 を表す指標です。
SNS広告やインプレッション(表示回数)の分析でよく使われます。
使用例

昨日の広告、リーチは800でインプレッションは2,400だったわ

なんだその違い?

リーチは“800人に届いた”、インプレッションは“合計2,400回見られた”ってこと

なるほど!じゃあ俺が同じビール3回おかわりするのもインプレッションか!

まあ、そんな感じかな。リーチはおまえ一人ね。
Web解析やデータ分析の用語
コンバージョン(CV)
マーケティングにおける コンバージョン(Conversion / CV) とは、ユーザーがサイトや広告を通じて達成したい行動(成果) のことを指します。
「コンバージョン数 ÷ サイト訪問者数」=コンバージョン率(CVR)であり、この比率を上げていくことがウェブサイトの改善ということになります。
使用例

先月公開のLP、コンバージョン増えてきましたよ!

お!?何か変更したの?

ボタンのデザインを変えただけで成果が上がりました!
戦略や施策に関する用語
KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)
KPIとは、目標を達成するために設定する中間指標 のことです。
最終ゴール(KGI:Key Goal Indicator)に到達するために、「どの数字を追いかけるか」を明確にする役割があります。
目標値が身近な数字に落とし込まれるので、やるべきことが明確になります。
使用例

今期のKGIは売上1億円です。そのためのKPIはどんな数値を追う?

まずは月間リード獲得数を500件に設定しようと思います。
PDCAサイクル
PDCAサイクル は、業務改善や事業運営を継続的に行うための管理手法です。
4つのステップを繰り返すことで、仕事やプロジェクトの質を高めていきます。

このサイクルを繰り返すことで「試す → 確認する → 改善する → さらに伸ばす」が可能になります。
継続的に改善が進む一方で、「やること自体が目的化」しないこと、小さな改善だけに終始しないのが重要です。
使用例

「今年は問い合わせ件数を増やすために、PDCAサイクルをしっかり回そう。

まずはPlanでチラシとWeb広告の計画を立てます。

「Doで実際に配布と出稿をして、Checkで反応を見て…。

そしてActで改善策を反映する。これを繰り返していくんだ。

まずはPlanでチラシとWeb広告の計画を立てます。
まとめ
インターネットマーケティングの世界は横文字が多く、とっつきにくく感じるかもしれません。
しかし、それぞれをかみ砕いて理解すれば「広告費の使い方」「SEOの方向性」「SNS活用の判断基準」などがクリアになります。


